リンパを知っていろいろな悩みを解決しよう

リンパが滞る原因とは?

リンパは、実は血管と同じように全身に張り巡らされている管で、リンパ液が中を通っています。
主に全身の余分な老廃物を運搬し、排出する役割を担っています。
人間の体にはリンパが多く集まっている箇所があります。
首、脇、足の付け根や膝裏などでここをマッサージすることで、滞ったリンパの老廃物を流すことができます。
そもそもリンパの滞りでむくみが起きるのは、老廃物が溜ることに原因があります。
老廃物が溜ると、余分な水分が溜まり、それがむくみとなります。
さらにリンパの流れが悪いと代謝も落ちて、そこに溜まっていた脂肪酸が内臓脂肪や皮下脂肪して定着します。
セルライトができてしまうのも同じ理由です。
そうならないためにも、リンパの流れをよくしておかなければならないことが分かりますね。

更年期にはよりリンパが滞りやすい

リンパには主に免疫機能の維持と体内の老廃物の回収や運搬機能があります。
そのためリンパの流れが悪くなると様々な体の不調をきたします。
例えば免疫機能が低下することで、風邪を引きやすくなったり、代謝機能が落ちることにより体温も下がります。
そして老廃物が溜まりやすくなることで、目の下にクマができたりシミが濃くなったりと、これも女性にとってつらい症状に繋がってしまいます。
また太ももにあるリンパ節に老廃物が溜まると、骨盤内の血流が悪くなります。
子宮や卵巣の働きも悪くなることで、ホルモンバランスの乱れに繋がります。
結果的に生理痛がひどくなったり、更年期障害の症状を強くさせたりします。
すると冷えや便秘などの女性特有の悩みも出てきます。